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“香りすぎ”を卒業|香水をほのかに香らせるための正しい使い方

CHANEL N°5

香水をつけたのに、「ちょっと強すぎたかも…」と不安になったことはありませんか?
実は、香水の魅力は“強く香らせること”ではなく、“ほのかに香らせること”にあるとも言われています。

本記事では、香水を日常使いする方や初心者の方に向けて、「自然に、上品に香らせる」ためのコツを、美容や香料の知識に基づいてご紹介します。


目次

香りが強くなりすぎてしまう理由とは?

香水をつけるとき、知らずにやってしまいがちな“強すぎる香り”の原因は、主に次のようなポイントにあります。

香水の種類(濃度)を把握していない
→ パルファムとオードトワレでは香りの強さや持続時間が大きく異なります。

スプレー回数で調整しようとしている
→ 香水は1プッシュでも十分香ります。複数回つけると急に香りが強くなることも。

高温部位に大量に塗布している
→ 手首や胸元など、体温が高い場所は香りが立ちやすく、拡散力も上がります。

異なる香りを重ねづけして“においの渋滞”を起こしている
→ 香水と柔軟剤、ボディクリームなどの香りがぶつかってしまうと、香りが複雑化し不快に感じられることも。


ほのかに香るための3つの基本

1. 適切な量を守る

香水は、1〜2プッシュが基本。
とくに「オードパルファム(EDP)」や「パルファム」のように濃度が高いタイプは、1プッシュでも十分です。

また、手首やうなじなど近い部位に2回以上スプレーすると、香りが重なって強く感じられることがあります。
離れた部位に1プッシュ程度がおすすめ◎。


2. タイミングは“出かける15分前”

香水をつけてすぐは、アルコールの揮発によって香りが強く感じられます。
出かける15〜20分前にスプレーしておくことで、トップノートが落ち着き、自分にも周囲にも心地よい香り立ちになります。

また、汗をかきやすいタイミングではなく、肌が乾いているときにつけるのがポイントです。


SHIRO
(c) Style360

3. 場所選びで印象が変わる

香水は、体温・空気の流れ・動きのある場所にほんの少しつけるだけで、香り方に大きな差が出ます。

香りを“さりげなく”まといたいときのおすすめ部位:

  • うなじ:髪に隠れて自然に香り、後ろ姿が上品な印象に。
  • 足首:動くたびに香りがふわっと上に。空気の対流を活かせる部位。
  • 腰・ウエストライン:服の内側から香りがじんわりと広がる。

反対に、手首や胸元などは香りが拡散しやすく、控えめにしたいときは避けたほうが無難です。


香りを長く“穏やかに”保つコツ

Body cream

▷ 香水前の保湿で、香りをキープ

乾燥した肌では香りが飛びやすくなります。
香水をつける前に無香料の乳液やボディクリームで保湿しておくと、香料が肌にとどまりやすくなり、穏やかに香りが持続します。

▷ 同じ系統の香りでまとめる

ボディクリーム、ヘアミスト、香水…どれも香りがあるアイテムだからこそ、同じ香調で統一することで香りの重なりが自然になり、結果的に「ほのかにまとっている感覚」が生まれます。


初心者さん向け|香水デビューはこう始めると安心

  • まずは軽めの香水(オードトワレなど)から試す
  • 手首ではなく、腰や足首など“距離のある場所”につける
  • 1種類の香水を少量だけ。慣れてきたら重ねづけにチャレンジ

香りに慣れるまでは、“少なめ・遠め”を意識するだけで、印象はぐっと洗練されます。


香りは「気づかれるか、気づかれないか」くらいがちょうどいい

香水は、自分らしさを静かに伝える“肌にまとうアクセサリー”です。
主張するより、ほんのり香ることで、自然な余韻が生まれます

  • 香水は1〜2プッシュまで
  • 出かける15分前につける
  • 体温の高すぎない場所を選ぶ
  • 肌を保湿して香りをキープする

この4つのポイントを意識すれば、あなたの香りはもっと心地よく、魅力的に残ります。

今日もあなたらしく、素敵な1日を。


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