
コーヒーを丁寧に淹れたくなり、手挽きのミルを探している。
そんな方の選択肢には、TIMEMOREのグラインダーも入っているのではないかと思います。
今回は最初の一台としても安心して選びやすいタイムモア C3を数年使ってみたレビューやコツをご紹介。
Timemore
Timemoreは、2012年に設立された上海発のコーヒー器具ブランド。設立からわずか10年でグラインダー市場を席巻し、現在ではコーヒー好きには知らぬものなしとなりつつある実力派メーカー。

味が安定しやすい、整った粒度
TIMEMOREのグラインダーには金属刃が使われており、刃の精度が高く、粒度のばらつきが小さいことが特徴です。
プロのバリスタも自宅のハンドドリップに使用するなど、名実ともに定評があり、粒度の均一性が高いと、味のブレが減り、狙った味でいつものレシピに自然と落ち着く、この安定感がTIMEMOREグラインダーの魅力。

軽く挽ける気持ちよさ
ハンドルは軽快で、浅煎りの硬い豆でも抵抗が少ない。
手動だからこそ感じられる豆の硬さや焙煎度合いなどの感触が心地よく、朝の静かな時間にもよく馴染む。
シンプル構造で続けやすい
分解が容易で、日々のメンテナンスに手がかからない。
サイズもコンパクトで、キッチンにすっと馴染む。道具感が強すぎず、毎日の習慣に収まりやすい。

美味しく淹れるための、小さなコツ
C2を使うなら、挽く前と後に少しだけ意識すると、味がしっかり整う。
① 挽くのはコーヒーを淹れる“直前”に
香り成分は挽いた瞬間から逃げていくもの。
TIMEMOREはスムーズに挽ける為、淹れる前の数十秒でガリガリと挽きたての豆の香りを。
② 珈琲豆に合わせて粒度を少し調整
- 苦味が出すぎる → やや粗め
- 酸味が強い → やや細かめ
- 味がぼんやり → 少し細かめ+抽出時間短め
タイムモアのグラインダーは調整幅が素直に味へ反映されるので、小さな微調整が有効。
浅煎りの場合は13〜16クリックが推奨されていますが、豆の種類や生成方法によって味わいはそれぞれ。多少味が強く出過ぎるときは16〜25クリックなど好みに合わせて調整しましょう。

③ 静電気対策に “RDT” を一滴だけ
RDTは “Ross Droplet Technique(ロス・ドロップレット・テクニック)” の略
挽く前の豆に水を1滴。または小さなスプレーに水を入れて、挽く前の豆にワンプッシュ。
豆の表面が水分を含むことで静電気が抑えられられるテクニックで、バリスタチャンピオンのJames Hoffmannからも推奨されています。
④ 挽いた粉は、軽くほぐす
粉が固まったままだと湯通りが悪くなる。
スプーンでさっとほぐすだけで、抽出の流れが整い、濃度が安定します。
価格以上の満足感
1万円前後で手に入るミルの中では、扱いやすさと粒度の安定感が頭ひとつ抜けている。
東京都内有名ロースターの焙煎士やバリスタも頷く製品
「手挽きミルをひとつ持ってみたい」そんな気持ちに自然と応えてくれる一台です。
まとめ|無理なく、丁寧な一杯へ
派手ではないけれど、毎日のコーヒーにしっかり寄り添う道具。
挽く時間が心地よく、味は安定し、手入れも気負わない。
C2は「丁寧に淹れたいけれど、難しいのは嫌だ」という思いにちょうどいい距離感をくれる。

購入できる公式ショップ
購入はタイムモア公式HPまたは、Amazonをよく使われる方は、Amazon公式店で頻繁にセールが行われていますので、ご興味ある方はよければ覗いてみてください。

*情報ソース:TIMEMORE公式ページより
*URLリンクはAmazon PRを含む


